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猫の会は、劇作家北村耕治が製作する演劇の企画です。
ゆるくてやさしい演劇をつくることを目的としています。
これは、旗揚げ当時から掲げてきた猫の会のキャッチコピーです。
字面通り、観た後で少しでも気持ちがラクになったり、ほっこりしてもらえたらと願って創作を続けてきました。
ただ、いろいろ思うところありまして。
これからはこうやって打ち消し線を引いてみようと思います。
猫の会は、劇作家北村耕治が製作する演劇の企画です。
ゆるくてやさしい演劇をつくることを目的としています。
どっちだよ、と思われるかもしれません。
だけど、これがいまぼくが自分の創作に対して感じる率直なところでして。
ぼく個人の物差しでいつまでも「ゆるくてやさしい」という価値観を押し付けるよりは、観終わった後でいつまでも、あるいはほんの一瞬でも、すぐあとでも何年か先でも、猫の会の劇について考えてもらえたら。
ただ楽しんだ時間を反芻するのでも、よく分からなかったことについて考えるのでも。
それがどんな内容であっても、後から後から思い返してもらえるように。
これからは、そんな余韻のある劇を皆さまへお届けすることをあらためて追求して参ります。
どうぞ、よろしく。
2012年11月 猫の会主宰 北村耕治
劇作家。
1999年、惑星ピスタチオから演劇にのめりこみ初舞台を踏む。俳優として活動をかさねていくうち、青年団や桃唄309の影響を受けて現代口語演劇へと傾倒していく。
2007年6月に猫の会を旗揚げ。以降、作家として劇の設計図を描くこと、製作者として公演全体をデザインすることに注力している。
演劇を使ったコミュニケーション教育にも長く携わり、演劇ワークショップの講師としても活躍中。2011年以降、東京都を中心とした各地の高校演劇地区大会などにおいて審査員をつとめている。
劇作においてはナチュラルな対話や生活感あふれる人間世界を活写すること、そしてその裏側にきっと息づいている異世界とのコンタクト、時には往還を描き出すことを好む。硬軟自在な筆致で人から人でないものまで、そのたしかな息遣いを客席へと届ける作品作りを心がけている。
番外公演「ありふれた話」においては、10年ぶりに演出も担当。実演家としての自分をつねに更新しながら活動を続けている。
2007-2014 | 都立つばさ高校 演劇科目 講師 |
2007-2008 | 都立つばさ高校 朗読研究科目 講師 |
2007-2008 | 文化庁「言葉」に関する指導者養成ワークショップ(千葉県長生村) 講師 |
2010- | 文部科学省 児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験事業 (奄美大島、愛媛県西条市、八丈島、山梨県甲府市など開催地多数) 講師、コーディネーター |
2011 | 東京都高校演劇連名第65回城西地区発表会 審査員 |
2011 | 山梨県高等学校演劇大会地区大会 審査員 |
2011 | 高校演劇サミット2011 講評 |
2012 | 日本大学付属高等学校演劇研究発表会 審査員 |
2012 | 東京都高校演劇連名第66回中央地区発表会 審査員 |
2012 | 山梨県高等学校演劇大会地区大会 審査員 |
2013 | 東京都高等学校演劇連盟・多摩北地区発表会 審査員 つばさ総合高校 演劇科目課題戯曲 「呑川の河童」 脚本提供 |
2014 | 東京都高等学校演劇連盟・城南地区発表会 審査員 アタシファンタジー 「お父ちゃん」 脚本提供 |
2015 | コマイぬ 「親戚の話」 脚本提供 |
2016 | 青山学院大学社会情報学部 ワークショップデザイナー育成プログラム 講師 |